兄部坊とは
兄部坊は信州善光寺の表参道に面した宿坊です。
「兄部(このこうべ)」とは、仏事を取り仕切る役職を意味し、善光寺に古くから伝わり今なお続く正月行事「堂童子(どうどうじ)」において当坊がその役職にあったため、職位をそのまま寺院名にしたといわれております。
趣ある宿坊で過ごす
心と体を癒す一日
兄部坊でのお食事は夕食朝食ともに精進料理です。丁寧にとった精進だしの旨味と信州産の旬の野菜が持つ味・香り・色を愉しんでいただけるよう一鉢一椀心を込めておつくりしています。
翌朝には当坊の執事が善光寺の法要「お朝事」参拝にご案内いたします。本堂床下の回廊を歩き善光寺如来様とのご縁を結ぶ「お戒壇巡り」、功徳を授かる「お数珠頂戴」、そして本堂内陣では僧侶方の読経を聞き、ともに南無阿弥陀仏と10回唱えます。
お寺に泊まるという特別な体験で心と体を癒し、また元気に日常へと戻っていただけることを願っております。